こころ

メンタルケアって何?何をすれば良いの?簡単にできるメンタルケア

昨今話題に上がることの多いメンタルケアを知っていますか?

なんとなく知ってるけど何すればいいの?」

よくわからないな。

なんて方も多いのではないでしょうか?

メンタルケアは私たちが健康に過ごすために欠かせないものです。

メンタルが健康に保たれていないと仕事、勉強、家事、育児といった普段の生活が快適におくれなくなってしまいます。

ということで、メンタルケアって何?メンタルケアは何をすれば良いの?という疑問に簡単にできるメンタルケアの方法をご紹介します。

メンタルケアって何?

まずは、メンタルケアについて説明します。

メンタルケアとは

こころの健康を保つためのケアや援助、仕組みづくりのことです。

簡単にいうとこころに良いことをして気持ちよく過ごせる状態を作ることですね。

ではそんなメンタルケアにはどんな方法があるのでしょうか?

大きく分けて2つあるので紹介していきますね。

  1. 自らのストレスに気づき、ストレスを予防・軽減する「セルフケア」
  2. 職場環境や学校での環境、相談対応の「ラインケア」の仕組み作り

ではこの中でも自分で実行することのできる自らのストレスに気づき、ストレスを予防・軽減する「セルフケア」について紹介していきます。

メンタルケアって何をすればいいの?簡単にできるメンタルケア

自分でできるメンタルケアにセルフケアがあります。

セルフケアの方法として3つ紹介します。

  1. 健康的な生活習慣
  2. 趣味などの自分自身のための活動
  3. ストレス解消法

健康的な生活習慣

こちらはなんの健康にもよく言われることですね。

特に意識してほしいのがこの3つです。

  • 正しい睡眠
  • 健康的な食事
  • 適度な運動

それではこの3つについて1つずつ紹介していきます。

正しい睡眠

睡眠がきちんととれていないと脳や身体が休まらずメンタル不調を起こしてしまいやすくなります。

普段意識していないと思いますが「こころは脳」です。その脳をしっかりと休めてあげるためにも睡眠をおろそかにしないようにしましょう。

適度な睡眠時間の目安は7時間です。短すぎても長すぎても健康を害します。

健康的な食事

健康的な食事と言われて何を思い浮かべますか?

健康的な食事とは栄養素をバランスよく取り入れた食事です。

栄養素は大きく分けて五大栄養素があります。

五大栄養素
  • 炭水化物(糖質)
  • たんぱく質
  • 脂質
  • ビタミン
  • ミネラル

五大栄養素について簡単に紹介しますね。

炭水化物

炭水化物は身体を動かすためのエネルギー源です。ごはん、パン、麺類など主食と言われるものがこれにあたります。

たんぱく質

たんぱく質は主に筋肉や臓器など身体を作るための栄養素です。肉、魚、大豆などの豆類に多く含まれています。実は野菜にも含まれていれブロッコリーはたんぱく質が多く含まれているんですよ。

脂質

脂質はその名の通り脂です。脂は動物性、植物性のものがありますね。身体に良いとされている脂、悪い脂があるので良いとされているものを摂りましょう。良質な脂は血液サラサラの助けになったり、お肌にうるおいを与えてくれます。

一例として

  • 青魚の脂
  • オリーブオイル

摂りすぎは逆効果なのでオリーブオイルでしたら1日あたり大さじ1が目安です。

ビタミン

ビタミンは身体の機能を維持するために必要な栄養素で、身体の中で合成できないので必ず食品で摂取する必要があります。一言でビタミンといってもたくさんの種類があります。

ビタミンですぐ思いつくのはビタミンCなど野菜や果物に含まれるものかと思いますが例えばビタミンDはキノコ類に、ビタミンAはレバーになど様々な食品にビタミンは含まれています。

ミネラル

ミネラルはビタミンと同じで、身体の機能を正常に保つために必要な栄養素です。

鉄、亜鉛、カリウムなど様々なものがこのミネラルです。

亜鉛は貝類、カリウムは海藻や野菜類などに含まれています。

ここまででお分かりと思いますがバランスの良い食事とは「偏らずに色々食べること」です。同じものばかり食べていると一部の栄養素のみ栄養過多になり何か違う栄養素が足りない。ということになってしまいます。

栄養が足りないと脳も栄養不足になったり、体調がすぐれず元気が出なかったりとメンタルに影響してきます。

ということで、バランスの良い食事も立派なメンタルケアなのです。

適度な運動

続いて適度な運動を紹介します。

適度な運動ってどのくらいの運動なの?と疑問に思うのではないでしょうか?

適度な運動とは

軽く息がはずみ、じんわりと汗をかく程度の運動です

これくらいの運動では少し心拍数が上がり、心肺機能に負担をかけずに心肺機能の向上が期待できます。また血液循環が盛んにされ血行も良くなり全身に新鮮な酸素が届けられ、疲労回復にも一役買ってくれます。また、運動中は余計なことを考えないで済むことができ、思考の悪循環を止めることができます。そうすることで脳(こころ)を休息させてあげられます。

それでは続いて趣味など自分自身のための活動について紹介します。

趣味などの自分自身のための活動

自分の好きな趣味の時間って最高ですよね。

そんなわくわくやリラックスといった良い刺激こころの健康すなわち「脳に良いこと」です。

普段の生活ではつい「しなくてはならないこと」に追われてしまい、自分自身のための時間を取るのが難しい。なんてこともあり自分の時間を疎かにしていないでしょうか?

忙しくてそんな時間ないよ!という声が聞こえてきそうですが健康にこの先も過ごすためにも「自分の機嫌は自分でとる」ことは大変重要です。

最近自分の好きなことが分からないなぁ」なんて方はこころの黄色信号です!

一度時間を使って自分と向き合い、自分の好きなことについて考え、実行してみましょう。

例えば

  • 読書
  • 料理
  • ハンドメイド
  • スポーツ
  • 釣り
  • スキンケア
  • ボディーケア

などなどやっていて気分の良いものは何でも趣味と呼べるでしょう。

その時間が自分自身の活力となることを実感できると思いますよ。

ストレス解消法

ストレス解消は先ほど紹介した趣味も含まれます。様々なものがストレス解消となりますので紹介していきますね。

  • 身体を動かす
  • 笑う、泣く
  • 趣味を楽しむ
  • 相談する
  • 深呼吸する
  • 湯船につかる
  • 好きなものを食べる

この様に自分自身が心地の良いと思うことはすべてストレス解消法になるのです。

例えばこの中で

『身体を動かす』+『深呼吸』の組み合わせ=『森林浴』や『ヨガ』

『相談する』+『好きなものを食べる』=『家族と食事』や『友人と食事』

『趣味を楽しむ』+『深呼吸する』=『カラオケで歌う』

など普段の生活の中で組み合わせて工夫したりむしろすでにやっているなんて場合もあるのではないでしょうか?

ストレスは知らず知らずのうちに蓄積されてしまうものです。

ですので日ごろからストレスをため込まないようにぜひこれらの方法を試してみて下さいね。

まとめ

この記事ではメンタルケアって何?何をすれば良いの?簡単にできるメンタルケアについて紹介させていただきました。

日ごろからできるメンタルケアとしては大きく分けて3つです。

  1. 健康的な生活習慣
  2. 趣味などの自分自身のための活動
  3. ストレス解消法

この3つを日ごろから意識するだけでも自然と少しずつ生活習慣が変わると思うのでぜひ覚えておいて意識してみて下さいね。

この記事が、皆さんがいきいきと過ごせるお手伝いになることを心より願っています。

ということで、メンタルケアって何?メンタルケアは何をすれば良いの?という疑問に簡単にできるメンタルケアの方法をご紹介させていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
ゆー。
小学生と中学生の娘2人の30代母🌻当たり前に人に優しくできる仕事をしたいと思い31歳で准看護学校へ進学。訪問看護師を4年経験。人生を豊かにするためのこころの健康情報発信しています。保有資格:准看護師、日本化粧品検定3級、カラーコーディネーター3級、メンタルヘルスマネジメント検定3級