人に会うのが怖くなった私が少しずつ回復した方法
うつ病になり自宅からあまり外出することがなかった時、
人と会うことが減り、自己否定や自分の存在が薄くなる感覚、小さな些細な出来事でも大きなことと捉えてしまうなどの気持ちのモヤモヤに悩んでいました。
一番困った感情は
「人に会うのが怖い」
「人に会うのがしんどい」
でした。
こちらの記事では人と話さない日が続いたことによる心の変化の実体験を紹介しています。
そんな私が、どうやって少しずつ人に会えるようになったのか。
その過程をお話させていただきます。
正直、すぐには動けなかった
人に会うのが怖くなると正直すぐに行動することはできませんでした。
具体的にはどのような状態だったのかご紹介します。
すぐ元気にはならない
うつ病の急性期を抜け、気分の大きな落ち込みがなくなってもしばらく社会から離れていたことですっかり自信がなくなってしまっていました。
せっかく辛い急性期を抜けても課題が山積みに感じ絶望にも似た感覚がありました。
そもそも元気な時の自分がどんな状態なのかも忘れてしまった感覚がありました。
何も変えられなかった期間
何も変えれなかった期間は約半年ほど続きました。
とても長く感じ、辛くしんどい期間でした。
焦りと罪悪感
いつになったら出口が見えるのかわからず、焦る日々でした。
家族に対しても家事なども満足にできず頼ってばかりで、物凄い罪悪感に襲われていました。
焦りと罪悪感を感じると回復も遅くなることはわかっていましたが、この気持ちを止めることはできませんでした。
最初にやった“超小さい行動
ここからはそんな状態の私が、回復のために何からはじめることができたのかを紹介します。
- コンビニに行く
- 散歩
- 人を見るだけ
- 店員さんと一言話す
ポイントは小ささ。
一気にやろうとしては怖くて動けなくなってしまう可能性があるのでとにかく大事にしたのは小さなことから始めること。
そして、もう一つ大切なことは少しづつステップアップすること。
急ぐとうまくいきません。
時にはできない日、後戻りする日もあるかと思います。
そうやって一進一退を繰り返しながら少しづつ進めばきっと大丈夫ですよ。
久しぶりに人と会った日の話
勇気を出して久しぶりに誰かと会う時は、誰もが不安や緊張を感じるものだと思います。
私の場合はうつ病の薬の影響で約8キロ増えてしまい容姿にもコンプレックスを感じるようになってしまいました。良くなるために飲む薬が、人に会うハードルをさらに上げてしまうという悲しい皮肉な結果です。
そこでこちらでは、私が久しぶりに人に会った時の体験を紹介します。
約束後からすでに緊張
久しぶりに気心の知れた親友と遊ぶことになりました。
約束はLINEでしました。

元気になったんだね!
久しぶりに遊べるの楽しみだね!

うん、楽しみだね!
(会いたいし楽しみに違いないけど不安だな)
そんなたわいもないやり取りでしたが私にとってはとてつもない一歩でした。
まずそもそも外に出て他人がいる中に行くこと。電車に乗る事。家の外というだけでこんなにハードルが高いなんてうつになる前には考えたこともありませんでした。
約束をしてから前日までいろんな不安が頭に浮かんでグルグルグルグルしているような感覚でした。

当日の気持ち
当日になると約束しているからか準備することができました。(まじめな性格だからか約束は何があっても守らなくてはという気持ちが強い傾向がある)
いざ外に出て久しぶりの電車におどおどしてました。(内心)
イヤホンをして外の音を遮断しました。(これが私には合っている)
そして、人と目が合うのは怖いので人を見ないようにして行動しました。
とにかく着くまでは『行く』ということそのものに必死でした。
そして待ち合わせ場所について友達が来るまではそわそわまた頭の中に不安がぐるぐる渦巻いていました。

こんなに太ってしまって恥ずかしいよ。
どう思われるんだろう。
まだ会う早かったかな。大丈夫かな。
会っている間
そしてあっている時に感じたこと。

言葉が出てこない!
話が入ってこない…
前より理解できない…
分からないのに分かろうとして疲れる😢
笑顔でいることはできるけど、内心はそんな状態の自分にびっくりしました。
とにかく聞き役に徹しました。
友達は私がうつ病であることを知ってくれているので、まだ体調が悪いことや日によって波がある事など伝えて理解しようとしてくれていたので本当に救われました。
会った後の感情
会った後は久しぶりに会えたことや、どんな私でも受け入れてくれる存在であることが再確認できたようでとても嬉しかったです。が、疲れました。その後数日寝込みました。
そして、さすがに理解を示してくれる親友にも会うと疲れる、話が入ってこない。などは打ち明けることはできないので理解してもらいきれないもどかさや辛さを孤独感として感じました。

気づいたこと
思ってたより怖くなかった
会う前まではグルグル考えて怖かったのですが、いざ会うと怖さはなくなっていました。
大抵が「取り越し苦労」であることがわかる経験になりました。(それでも取り越し苦労はなくなりませんが)
でも疲れた
怖さと疲れは別物でした。
疲れた脳には刺激が強かった(笑)
外に出る刺激、人がいる刺激、音の刺激、会話を聞く刺激等々
生きるってこんなに刺激にさらされてるんだなということを改めて感じるきっかけになりました。
少し自信になった
約束をして会う。
これができたことが成功体験となりました。
数日また寝込みましたがまた誘ってくれたりで次に繋がっているなと思えました。
一進一退でOKと自分に対して思えたこともありちゃんと小さな自信にできました。

今も無理はしていない
まだ波があり回復期である今も受け入れて「無理をしない」を心がけて生活しています。
うつ病、再発と繰り返し
『自分のペースでいることが大事』
ということを学びました。
誰かと比べるんじゃなくて昨日の自分や、なりたい自分と(現実的な)比べる。
そのためにはどうしたら良いか。
それは『自分のこころの声を聴いてあげること』
こんな大切なことを教えてくれたうつ病。なんでも考え方次第だなと思えるようになりました。
安心して話す練習ができるサービス
久しぶりに人と会って話すのがハードルが高いという場合におススメなのがオンラインカウンセリング。
良い意味で他人なので気兼ねなく話すことができるので安心です。
実際に人に会うようになってから少しずつ慣れてきた時にでも日によって怖い日があったり外に出たからこそ出てくる悩みもあるかと思います。
そんなときは『第三者に話す』という選択肢もあります。
私もひとりで考えているとグルグルグルグル不安や感情が廻るだけで思考の整理ができないのですが、やはり人は人に話すと思考がまとまったり、安心したり、解決できる可能性があります。
初回30分無料のサービスもあるので試してみる価値はありますね。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
正直、すぐには動けなかったこと、小さなことからスモールステップで始めると良いこと、会ってみると意外と怖くはなく何とかなるが疲れること。
まずは離す練習をすると安心感やヒントが得られるかもしれないことをお伝えしました。
回復の途中で訪れる人と久しぶりに会うという大きなイベントをクリアするひとつの手助けになれば幸いと思います。