こころ

うつかも?でも通院できてない方へ。私が病院へ通院し続けられた理由

こんにちはゆーです。

私は2022年6月にうつになり、今も病院へ月に1度通院をしています。うつ症状が良くなったと思う今でも通院している理由についてお話します。

それはうつ病の再発率はとても高いため確実に治したいからです

そして実はうつ病は治らない人も多いそうです

しかし前回の記事で私のうつ療養中の過ごし方を紹介させていただきましたが

  1. 休息
  2. 運動
  3. 睡眠
  4. 日光浴

この4つを意識し、通院し、過ごしていれば最短でうつを治せると私自身の経験からわかりました

※良ければこちらの記事をご参照ください

うつ病改善!私のうつ療養期間の過ごし方うつ病になると思考が停止します。それはうつ病は脳の疲れが原因だから。まずはとにかく休みましょう。休んで少し考えることができるようになってから次を考えたらよいのです。この記事は私がうつ療養期間どのように過ごし回復していったかを紹介している記事です。うつの方もまたそれを支える家族、友人の方の参考になれば幸いです。...

ではなぜうつの改善に通院も続けたかというと一番大きな理由は

通院して毎月先生に話すために1か月間の自分の状態を振り返ることができるからです

そして次の1カ月どう過ごすと良いかなど考えるきっかけができるのです

ここからはより具体的に通院できた理由を話ます

※目次から気になるところへ飛ぶこともできます

通院の壁2選

まずは通院を続けるには2つの壁があると思います。この壁により通院しない選択をされる方も多いのではないでしょうか。

金銭面

病院へ通院するには当然医療費がかかります

しかし、現在の日本では『自立支援医療制度』というものが存在します

この『自立支援医療制度』では精神疾患について治療が必要な場合に健康保険で自己負担額が3割のところ1割負担で通院できるというものです

※詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください

また市区町村によってはその1割負担分も支援してくれるところもあり、その場合はなんと無料で通院することができるのです

自立支援医療制度を利用する方法

  1. 通院している病院から案内がある
  2. 自分から医師に申し出る

のどちらかです。そこで医師に自立支援医療制度の手続きのための診断書がもらえるのでそれを市区町村に持っていき手続きします。この診断書がおよそ5000円かかります。

しかし診療費と薬代を考えると申請した方が私の場合は良かったので必ず治したいため通院を続ける意思があるのであればうつ病と診断された時点で申請することをおススメします。

精神面

精神面としては自分自身がうつ病と診断されたことがまずショックでした。また自立支援の申請をしたらいろいろなところにバレるのではないかという不安などがありました。

そのため申請するのを迷いましたし、良くなってきた時にはもう行かなくてもいいのではないかなど葛藤がありました。しかし確実に完治するためにも通おうと決めました。

結果的に申請をして困ることは1つもありません。うつ病と診断されたからと言って就職活動時に申告する義務はありませんし言わない限りバレようがないのです。なのでうつ病になってから療養中はほとんど働けず収入が減るため私はこの制度があったおかげで大変助かりました。

通院して良かったこと4選

今までの生活(ストレス)を振り返ることができた

心療内科を受診すると初診の時に現在の経緯を聞かれます。この時に普段はまとめて人に話すことがないような普段のストレス(仕事、育児、人間関係)を話しました。そして今までの自分の生活を振り返り、自分自身を客観的にみるきっかけとなりました。

そして自分では無理をしていないつもりであれもしないと、これもしないとと抱え込みすぎていることに気が付きました。

具体的には

  1. 妻としてこうでなければ
  2. 母としてこうでなければ
  3. 嫁としてこうでなければ
  4. 社会人としてこうでなければ
  5. みんなやってるんだからちゃんとしなければ

と、根拠のない自分像にとらわれている自分に気が付きました

この過度な『~なければ』『~べき』思考は危険です。そのことに気づけたため思考の改善も意識できました。

通院のたびに生活を振り返ることができる

通院のたびに医師に『どうですか?調子は。』と聞かれます

なので毎回通院前に今月はどうだったかな。と自分を振り返る時間ができました。そのため無理しすぎたから調子が悪かったな。とか家族に助けを求めて頑張り過ぎなかったから調子よかったし、家族にも優しくできたな。とか反省をしたり、自分を褒めたり、人に助けを求めることが上手になってきました。

ひとりで抱え込まなくても良いと思える

上記と一部重複しますが人に助けを求めるのが上手になりました。

また、医師に状況(辛いこと)を話せますし、家族にも病院へ行って今私はこんな状況で良くなってるよ。とか今月は調子悪いとか今の自分の状態をきちんと話せる環境になりました。通院していればこのように家族にも話すきっかけが作りやすいので良かったなと思っています。

焦る必要がないと思える

精神科の医師に相談しなければうつについての知識は浅く、休めばすぐに治る。と思ったり、なかなか良くならなくて余計に自己嫌悪になったり、むしろ症状が悪化してしまうことすらあると思います。

しかし通院を続けたことで医師の言葉に救われました

ゆー。

今月は意欲がなくてイライラしやすくて横になることが多くて調子が悪かったです。

医師

良くなると思いますよ。

と言ってくれた時にとても救われました。なぜたった一言で救われたかというとはじめのどん底のメンタルの時から私を診てくれている医師にそう言ってもらえた。ということです。医師は客観的に私を診てくれているはずです。なのでこの一言で安心しました。

さいごに

さいごまでお読みいただきありがとうございました。

今回は私が通院し続けられた理由を書かせてもらいました。心療内科への通院は一昔に比べるとハードルは下がりましたがまだまだためらう方も多いかと思います。しかし癌や糖尿病などと同じで精神疾患も早期発見、早期治療が大切です。私の経験が参考になり人生を諦めない方が1人でもいて下されば幸いです。

ABOUT ME
ゆー。
小学生と中学生の娘2人の30代母🌻当たり前に人に優しくできる仕事をしたいと思い31歳で准看護学校へ進学。訪問看護師を4年経験。人生を豊かにするためのこころの健康情報発信しています。保有資格:准看護師、日本化粧品検定3級、カラーコーディネーター3級、メンタルヘルスマネジメント検定3級