こんにちはゆー。です!
前回は私がうつになってしまったことを紹介しました
今回は今現在回復途中の状態ですが記事を書けるようになるまでに回復してきています
そんな私がうつの間どのような環境で療養し短期間で回復に向かってこれたのかを紹介したいと思います!
またうつになって感じたこと考えたことも後述していますので良ければ読んでみて下さいね

うつ回復時の環境
家族構成
私は4人家族で小学生の娘が2人います
低学年と高学年です
子ども
子どもたちには正直にうつのことを話しました
どのように説明したかというと
「病気には体の病気で風邪をひく熱が出るとかあるよね。それと同じでこころも病気になることがあるの。それでママはこころの病気になって元気が出ないんだよ。だからよく寝てるよね。治すには時間がかかるからこれからも寝てたり動けないことが多くなるけどこころが元気になるためだからね。」
と説明しました。
分かった!と言ってくれましたがやはりさみしいことも多く情緒不安定になることもありました。そのたびに同じ説明をしたりいつもありがとね。と伝え続けました。
また調子が悪くご飯を用意できない時には作ってくれたこともありとても感動しました。
主人
主人は今までも私のことをたくさん伝えていたので(心情など思ったことはその都度伝えてきた)今回もなるべく早く治すためにはどうしてほしいかどうしたいかなどを伝えました
夫婦やカップル間の話し合い方についてはこちらの記事も参考にしてください
そこで主人がやってくれたことは
- 食器などの洗い物
- ゴミ出し
- 洗濯
- お風呂掃除
- 部屋の掃除機がけ
をほとんどやってくれました
本当に感謝してもしきれません
またとてもありがたかったことは病状を聞いてきたりしなかったことです
そのおかげで焦ることもなく、穏やかに過ごせたんだろうなと振り返るとわかります。サポートする家族や友人は大変で『いつ治るのかな、まだ治らないのかな、ちょっとは良くなってるんじゃないの?』などたくさん気になることもあると思いますが、うつ病の本人が一番それを気にしています。またいつ治るかなんて当然本人にもわかりません。なのであまり多くを聞かず見守ってくれることが1番の療養になります。
仕事
仕事についてはうつ症状が悪化してきた時にはデイサービス看護師と訪問看護師のパートを掛け持ちしていました
どちらも短時間勤務ですが休日は日曜日だけ。今思うとハードになってしまっていました
そして中等度のうつと診断されデイサービス看護師はすぐに退職させてもらいました
うつで療養中、慣れた利用者様だったので週に4件のみ、訪問看護を何とか続けさせてもらいながら療養しました

うつ急性期の過ごし方
ひたすら寝る
とにかく布団にいたかった。横になったりたかった。
そして何もできずにひたすら横たわっていました。
眠れるわけでもなくとにかく動けませんでした・・・
この時の症状として
・身体が重い
・何もしたくない(できない)
・今まで通りにできない自分への嫌悪感
・頭が痛い
・消えたい消えたいと繰り返し思う
などでした
決して甘えではなく本当に気力がなくなり動けないのです
YouTubeでうつについて深く知る
上記のような状態が多かったのですが数週間して少し気力がわいてきたのかYouTubeをみれるようになりました
そこで早く治すためにもと思い精神科の医師が配信している動画を見ていました
特に見ていたチャンネルがこちらです
私は准看護師として精神疾患についても学んでいましたが精神科の看護師ではないため深い知識はありませんでした
そのため今回私自身が身をもってうつを経験したことで精神疾患についてより深く学ぶことができました
そしてYouTubeで臨床の医師の知識を見ることでより理解が深まりました
この経験は辛く苦しい経験ですが同じように苦しい思いをしている方の役に立ちたいなとより強く思えるきっかけにもなりました
うつに良いことを知り意識して過ごす
今回得た知識でうつに良いことをして過ごしました
それは休みたいときはひたすら休むこと
ある意味衝撃でした
本当にそれでよいのか
でも信じてなるべく罪悪感のないように
動けない時は休むのが仕事、休むのが仕事
と自分に言い聞かせながら過ごしました

うつ回復期の過ごし方
このように無理はせず焦らないように気を付けながら抗うつ薬を飲みながら過ごしていると診断から約1カ月半、内服薬(トリンテリクス)開始から約1カ月ほどで少しづつ動けるようになってきました
うつは動けなくなっていた期間があるため体力の低下がすごいです
なので動きたい気持ちが出てきてもすぐに疲れてしまいます
そこでゆっくりと取り組んでいったことを紹介します
ストレッチ
今はYouTubeで様々なストレッチやヨガの動画を見ることができます
無理なくできるお気に入りの動画を見つけたのでなるべく毎日取り組みました
私はもともと肩こりがひどいのですがうつになったことで余計に悪化し、また動いていないので身体が固くなっていてびっくりしました
こちらのストレッチは気持ちよく伸ばすことができまた身体への負担が少ないため続けることができました
散歩(日光浴)
うつになるとセロトニンという幸せホルモンの分泌が低下します
セロトニンは運動や日光浴で分泌されることが科学的に証明されているそうです
そのため動けると思った時には散歩をするようにしました
歩き始めはこれで!?
と思うほど短い距離で息が上がりびっくりしました
野菜の多いバランスの良い食事
私の場合うつの時には過食気味になりました(特にスナック菓子、ジャンクフードが食べたくなる)
そのためか余計に体調が悪かったのではないかと考えました
野菜が多いバランスの取れた食事を心がけ約2カ月でマイナス3キロ痩せまた体調も良くなっていることが実感できています
そのためこのように記事もかけています

うつになりわかったこと
うつになりいろいろと考えるきっかけができたのでお話ししたいと思います
自分のメンテナンスは自分にしかできない
日本の風習かわかりませんが世の中たくさん働くこと(仕事、家事、育児なども含む)が美徳とされ休む間もなく(自分の時間を作る事)働き続けてることに気が付きました
そのためまるで器から水が溢れ出すかのように限界が来てしまったのかなと思います
一昔前は自分の周りにいる人たちは皆ほとんど同じような暮らしをしていて
【こうしておけば間違いない】という人生の道のようなものがあったのだと思います
しかし現代ではインターネットの普及でSNSなどでいろいろな価値観や情報に触れ、働き方や価値観も多様化しています。
しかし親世代からはこうしてほしいこうでなければというプレッシャーが来ます
しかし大切なことは時代が違うのだからこそ周りの意見に流されず自分にとっての幸せを考えることが結局はまわりまわって周りの幸せになることに気が付きました!
自分を大切にすることが大切な人を大切にできるということ
うつになってしまったことで
人生は誰かに認めてもらうためのものではなく
自分の大切な人を守るために
自分を大切にすることができればこころに余裕が生まれて自分の大切な人を大切にすることができるのだとよくわかりました
これからは自分がどうしたいのかを考えていきたいと思うきっかけになりました
うつは誰がなってもおかしくない
うつはこころの弱い人がなるものだと思っている人が未だに多いように感じます
そんなことはなくいつだれがなってもおかしくないのです
先述したようにインターネットの普及によりSNSなどから他人との比較が容易にできる世の中になりました
人は上を上を目指したい生き物です
だからここまで発展してきたのでしょう
そのため劣等感も感じやすいです
無意識に優越感に浸りたいためにネガティブなニュースが視聴率をとれるのでしょう
そうやって他人と比較しながら生きているとこころが壊れやすくなるのです
どうやって自分のこころを守り自分の大切な人を守るのか
これが今の先進国の大切な課題に感じます
まとめ
今回は私のうつの療養期間の過ごし方についてお話させていただきました
うつは本当に辛いです
しかし私の場合家族の支えがあり早く回復できたのではないかと思います
うつは再発しやすいのでこれからもしばらくは無理のない範囲で仕事、家事、育児をして気を付けて過ごそうと思っています
今回の記事が少しでもどなたかの参考になれば幸いです